葬儀場と火葬場の事情

都市部で混み合う葬儀場と火葬場

葬儀場や火葬場の数と人口とのバランスで、人口の集中する都市部では、現代ではどうしても葬儀場や火葬場が混み合う状況にあります。「日本の人口自体は減少しているのに、なぜ?」と思われる方も多いかもしれませんが、人口に占める高齢者の割合が増加しているので年間の死亡者数は増加している現状があります。都市部でも人口に占める割合が増えている高齢者の死亡が、葬儀場や火葬場の混み合う原因となっています。高齢者の割合の増加した理由として、かつてから継続的に言われている「戦後の日本人の平均寿命の伸び」もありますが、ひとつには人口の多い「団塊の世代」が高齢者の年齢になったこともあります。

火葬場が足りない

葬儀の後、速やかに火葬できなければいけないので、葬儀の日取り決めには、火葬場の予約を押えてからという手順もあります。火葬場には、休館日があるので、それ以外の日になります。休館日というのは、暦で「友引の日」やお正月の三が日です。また、法律上の問題で、死亡して24時間以上経過しないと火葬できないというきまりがあるので、そのきまりに則って火葬場の予約をして、その時間に間に合うように葬儀を行えるよう空いている葬儀場を予約することで、葬儀・告別式・火葬が行えるのです。一連のこういった手配・手続きを遺族が行うには、精神的な負担も大きいため、ほとんどの人が、葬儀社に依頼して代わりにやってもらっています。葬儀社の方では、なるべくスムーズに葬儀と火葬が行えるよう尽力していますが、昨今の特に都市部での火葬場の混雑状況次第では、必ずしも亡くなって待機日時なくスムーズに葬儀・火葬が行えるとも限らない状況にあります。

火葬場には公営と民営がある

火葬場には、公営のものと民営のものがあります。当然、費用の安くて済む公営の火葬場は都市部では常に混雑状況にあるということで、最近では、民間の火葬場も多く利用されていますが、公営と民営の火葬場の価格差は大きいので、経済的に火葬予算が高いと困るという遺族は、公営の火葬場の空きを待たざるを得ません。公営の火葬場を増やして欲しいという要望もありますが、土地の限られている都市部では特にそれだけの面積のとれる場所もなく、また住宅地に隣接している場所では、火葬場の新設に対する住民の反対抗議運動が必ずと言っていいほど起きるので、なかなか新設にはこぎつけません。葬儀施設だけであれば、住民も必要としている為、新設もされていますが、火葬場のイメージは、どうしても「遺体を燃やす場所」と言うイメージがあるので、「自分の住まいの近くにだけは新設されるのは嫌」という身勝手な発想になってしまうのです。自分の火葬は、近くて安い場所でしてもらいたいけど、知らない誰かの火葬はどこか離れた土地でやってほしいという考えです。そのため、火葬場の新設も困難で、火葬場の予約が取れないから葬儀日程が組めない、遺体の安置日数がかかるなどの事情が発生し、いわゆる葬儀難民となってしまうご遺体とご遺族がいらっしゃる事柄も昨今増えています。

ご遺体の安置について

葬儀場での遺体の安置は、通夜から葬儀までの一時的な安置を引き受ける場合がほとんどで、火葬場の予約が一週間以上も先の場合は、それまで葬儀場で安置するのは不可能です。次から次へと葬儀をこなしていかなければならない為、安置しておく場所も確保できません。そのため、行き場をなくしたご遺体は自宅での安置となりますが、夏場など、遺体の変化に対する不安や衛生的な問題も心配なため、あまり遺体処理に不安のある夏場などは特に自宅安置は不向きと言えます。そんな中、火葬場の予約が一週間も先だという方向けに、ご遺体を安置して預かってくれるいわゆる「遺体ホテル」なるものもごく限られた都市部でですが出現しています。然るべき処置をご遺体に施してくれて、しかるべく冷却をし続けてご遺体をきれいな状態で安置してくれるホテルがあるようです。

遺族の不安と負担を減らしてくれる葬儀社

このような火葬場の予約から葬儀場の予約・葬儀までの間のご遺体の安置等を、なるべく安く公営の斎場・火葬場で行いたいという遺族も多いのですが、ご遺体のことを思うのであれば、なるべくスムーズに葬儀・火葬をとりおこなってあげたいという遺族もいます。悲しみの中でなかなか自身で手配などできないという遺族も多いことから、これらの一連の手配・手続きをおこなってくれるのが葬儀社です。経済的に全く無理という遺族でなければ、また、故人が何らかの形で、葬儀社の友の会等に加入していれば、頼ってみるのが安心だと言えるでしょう。


名古屋市内

瑞穂区 ・昭和区 ・中区 ・東区 ・熱田区 ・中村区

中川区 ・南区 ・天白区・緑区 ・港区 ・千種区

名東区 ・守山区 ・北区 ・西区

それ以外の地域
日進市 ・ 東郷町 ・みよし市 ・長久手市 ・尾張旭市
豊明市 ・大府市 ・刈谷市 ・知立市 ・豊田市
岡崎市 ・安城市 ・高浜市 ・碧南市 ・東海市
東浦町 ・半田市 ・知多市 ・西尾幡豆 ・蒲郡市
新城市 ・豊川市 ・豊橋市 ・春日井市 ・小牧市
犬山市 ・瀬戸市 ・愛知県西部 ・愛西市 ・飛島村
三重県 ・岐阜西濃 ・岐阜中濃 ・岐阜東濃
東海典礼株式会社
〒465-0073
名古屋市名東区高針原2-1704

数珠のマナーについて

数珠の意味

 

数珠はもともと念仏の数を数えるための道具であったため、念珠と呼ばれることもあり、仏教においてなくてはならないものです。

基本的には私たちの煩悩の数、すなわち108個の珠から成っており、形状は宗派によって明らかに異なります。

本式の数珠を用意する場合は、自分の宗派をきちんと調べてから用意するようにしましょう。

また仏具の一種ですので、神道やキリスト教のお葬式で数珠は必要ありません。

ご自分がキリスト教信者で仏教のお葬式に出席する際は、数珠をお持ちではないと思いますので何も持たずに参列される方もいらっしゃいます。

特定の宗教にこだわらない方は、略式のオールマイティなシーンで使える数珠で十分です。

 

数珠を持つことや人を拝むこと、お焼香にも賛同できないと感じる場合は、丁重に出席をお断りした方がお互いにわだかまりが残らないとも言えるでしょう。

 

数珠の種類

真言宗

108個の主玉、2個の親玉、4個の四天玉が一定の規則に則って配置されたものが一連に繋がり、菊房がついたものが代表的です。

持ち方は、両手の中指に均等に数珠を掛け、そのまま折りたたむように合掌します。房は自然に振り分けます。

真言宗は特に数珠に重きを置く宗派で、数珠を擦り合わせることで煩悩に打ち勝つ意味をもたらすと言われています。

 

浄土真宗

108個の主玉、2個の親玉、4個の四天玉を一連に繋げたものです。唱えた念仏の回数を数える修行のための数珠ではなく阿弥陀如来への感謝を現すための道具でしたので、片方の房には玉を通さない紐を巻き上げて結んだだけの蓮如結びが施されています。

持ち方は数珠を二重にするところまでは共通していますが、西の本願寺派と東の大谷派によって房の来る位置が違ってきます。

本願寺派は二重にしたものを合掌した両手に掛け、房は小指側の外側に垂れるように持ちます。

大谷派は親玉が上に来るように二重にしたものを両手の親指で挟むように持ち、房は左側に振り分けます。

 

日蓮宗

108個の主玉、2個の親玉、4個の四天玉から成ります。合計41個の下がり玉を通した菊房が片側に2本、反対側に3本付いているのが特徴的です。

持ち方は、右手の中指の外側に2本の房が来るように掛け、数珠を八の字に捻じり、左手の中指の外側に3本の房が来るように掛け、そのまま合掌します。

日蓮宗は祈祷の際に数珠を激しく打ち鳴らすことが多かったため、木でできたしなやかな素材の数珠が多かったのですが、近年は水晶などの石を使用したものも増えてきました。

 

浄土宗

他の宗派との大きな違いは、主玉の数が違うことと、最初から二つの輪が一つに組み合わさっているというところです。片方は27玉あり、もう片方は40玉(もしくは20玉)から成っております。

房には10個の平玉と6個の丸玉が付いています。

持ち方は、二つの輪の親玉を揃えて親指の根元で押さえるように持ちます。房は手首側に下ろすのが一般的ですが、小指側に下ろす持ち方もあります。

浄土宗の僧侶が儀式で使うのは108個の主玉からなる数珠です。

 

曹洞宗・臨済宗

108個の主玉から成る長い数珠を二重にして使います。曹洞宗も臨済宗も数珠の形式は同じですが、曹洞宗は房の手前に金属の輪が付いているのに対し、臨済宗に金属の輪が付いていないという違いがあります。

持ち方は数珠を二重にしてから房を下に垂らし、左手に掛けそのまま合掌します。

曹洞宗・臨済宗は念仏を唱えることよりも、座禅を組んで自己と向かい合うことが重要とされています。

 

天台宗

108個の主玉、1個の親玉、4個の四天玉から成り、片方の房には20個の平玉と、もう片方の房には10個の丸玉が付いているのが特徴です。

持ち方は、両手の人差し指と中指の間に掛け、小指側に房を垂らします。そして両手の間の主玉を包み込むように合掌します。

 

 

数珠は一人一つ

 

数珠はその人のお守りのような存在でもあり、基本的に貸し借りはしない方が良いとされています。所帯を持つような身分になられた際は、ご自分の数珠を用意されることをおすすめいたします。

また宗派がわからない、こだわりがないという方は略式の数珠を用意するようにしましょう。

 

最近ではパワーストーンなどを使用したブレスレットなどもありますが、数珠とは意味合いが違いますので兼用することはできません、

 

いずれにしても急な葬礼に備えて、準備しておくことが大人のマナーとも言えるのではないでしょうか。

 


名古屋市内

瑞穂区 ・昭和区 ・中区 ・東区 ・熱田区 ・中村区

中川区 ・南区 ・天白区・緑区 ・港区 ・千種区

名東区 ・守山区 ・北区 ・西区

それ以外の地域
日進市 ・ 東郷町 ・みよし市 ・長久手市 ・尾張旭市
豊明市 ・大府市 ・刈谷市 ・知立市 ・豊田市
岡崎市 ・安城市 ・高浜市 ・碧南市 ・東海市
東浦町 ・半田市 ・知多市 ・西尾幡豆 ・蒲郡市
新城市 ・豊川市 ・豊橋市 ・春日井市 ・小牧市
犬山市 ・瀬戸市 ・愛知県西部 ・愛西市 ・飛島村
三重県 ・岐阜西濃 ・岐阜中濃 ・岐阜東濃
東海典礼株式会社
〒465-0073
名古屋市名東区高針原2-1704