最近の家族葬プランは規模もいろいろ

家族葬プランの変遷

 

家族葬プランが出始めてもうどのくらいになるでしょうか。家族葬という言葉も、もはや世の中に定着して久しい気がします。

ご遺族がどのような葬儀を選択するかは、特別な家系や一門でなければ、一般的な家庭ではほぼほぼ自由です。また、地方の地主の家でもなければ、3世帯同居など、珍しくなってきており、都市部では、マンションやアパートにそれぞれ単一世帯のみが暮らしている状況です。

家族同士もそれぞれ独立して離れた地域(海外赴任もあり)に暮らしているなど、いざお葬式と言ってもなかなかすぐに駆け付けられる状況でもありません。

また、子世帯の収入が低い為、会葬者が大勢来るような一般葬では、通夜振る舞いや会葬返礼品等が負担になる。

そんな時代背景から、需要が高まって来たのが「家族葬」です。近くに住むごく身近な親戚と遺族のみで行うことのできる「家族葬」です。

「家族葬」というプランができ始めたばかりの頃は、密葬に近いような本当にこじんまりとした規模のものでした。

祭壇もとてもシンプルで「家族葬」を行うのもホールというよりは、大きめな戸建て住宅のような建物の中のこじんまりとした一室のような場所で、遺族数名が入れば空間が埋まってしまうようなところで、静かにお別れの面会をするといった感じでした。

しかし、家族葬が行われるようになって需要も増え、様々な遺族の思いを叶えるために葬儀社も努力をするうちに、みるみる一般葬に近い規模のものまで発展を遂げました。

昔の初期の頃の家族葬と比べると、随分立派で豪華な葬儀になり、あまり一般葬と区別がつかない程です。

ごく親しい親戚や遺族と故人の特に親しくしていた親友等を加えた少人数で、ゆっくりとお別れの面会時間を持てるという点は、家族葬ならではのプランですが、祭壇も、豪華な花祭壇や納棺されている故人の姿も、仏衣などは着ておらず、生前好んで着ていたドレス姿等、華やかで宗教色は薄くなっています。

祭壇に飾られる花々も白菊やアイリスなどではなく、真っ赤なバラの花や色とりどりの故人の好きだった洋花で埋め尽くされ、明るく華やかなイメージの家族葬も多く見受けられます。

 

家族葬葬儀の流れと特徴

 

家族葬葬儀の一番の特徴は、やはり、会葬者の人数を大幅に制限することで、故人と親しかったごく身近な人達が故人とのお別れの面会をゆっくりとすることができるというところです。

一般葬では、僧侶の読経などの時間も長時間で、焼香も会葬者に迅速に行ってもらわないと、会場の時間の都合もあるので、次の予定に追われるように次々と儀式をこなしていかなければならず、「故人とゆっくりとお別れ」というわけにはいかなくなりますが、家族葬では、あまり時間に追い立てられることもなく、お別れに時間をかけることができるのが特徴です。

家族葬も一般葬と同じで、亡くなって24時間は火葬することができませんので、ご遺体をまず家族葬の場所に安置します。安置したら近親者を呼び、お別れの面会をしてもらいます。

 

家族葬だからといって必ずしも安価ではない

 

家族葬プランにする遺族の動機として、「ゆっくりとお別れがしたいから」という人もいれば、「故人の希望だから」という人もいて、それ以外にも、「会葬者が少なければ安価で済むから」という人もいます。

確かに、今あげた動機は、よく聞く動機ではありますが、3番目の「安価で済むから」というのは注意しなければならない項目です。

大勢の会葬者の予定される一般葬などと比べれば、比較的に安価に済ませられるかもしれませんが、どのくらいの費用がかかるのかは、葬儀社との打ち合わせ次第です。家族葬プランだから必ず安価が保証されるものではありません。

昨今では、人を呼ぶ人数は制限するものの、華やかに送ってあげたいという遺族の希望で豪華な花祭壇を依頼し、生花は時価の為、結局100万円以上葬儀費用がかかってしまったというケースもあるようです。

100万円の葬儀費用と言えば、立派に一般葬ができるレベルの価格帯です。家族葬プランにする目的が何なのか、遺族ははっきりさせた上で、葬儀社に依頼するようにしましょう。

お別れの時間重視なのか、宗教色を抑えて華やかさを演出することなのか、費用を安価に抑えたいのか、目的によって家族葬プランの内容も違ってきます。葬儀社に、意向を明確に伝えることが重要です。

 

【いろいろな葬儀の考え方】無宗教葬とは?

無宗教葬とは

 

文字通り宗教的儀式を行わない葬儀です。

仏式であれば僧侶を呼んで読経してもらったり、焼香等の儀式がありますが、無宗教葬では、それら宗教的な儀式を行わず、フリースタイルで行われます。

その分、故人の人柄に触れたり、思い出を思い起こしたりする時間が用意されていて、式次第等のこれといったきまりも無いのでゆったりとリラックスして過ごせるのが特徴です。

わかりやすい例としては、芸能人の方等が開くお別れの会・偲ぶ会等でしょうか。

場所も、宗教的儀式がないので、ホテル等で開かれることも多く、服装も、特に火葬が済んで後日行われる偲ぶ会等では、どちらかというと、しめやかではありますがパーティー的な要素のあるものになっています。

無宗教葬の場合の会葬者の服装

 

無宗教葬では、自宅やホテルが会場になることが多く、宗教儀式が無いため、喪服でなくても構わない場合が多いです。

遺族の意向もありますから葬儀社のスタッフに尋ねてみると良いでしょう。特にご自宅でお別れ会を行う場合等では、落ち着いた色調の普段着で訪ねるのが一般的です。

また、ホテルが会場の場合は、あまり派手な色調のドレスでなければ、多少華やかさのある服装でも良いはずです。さすがに肌の露出の多いイブニングドレス等はNGですが、落ち着いた色調の服装であれば、アクセサリーも身に着けて参加する人もいますから、普通のお葬式と比べるとかなり自由です。

 

無宗教葬ではどんなことをするの?

 

本人が生きている時に、エンディングノート等何等かの形で「自分はこういう無宗教葬にしてほしい」という希望を書き残していれば、できるだけ意向に沿ったものにします。

例えば、故人が写真が好きで、旅行先で写真をたくさん撮り溜めていた等の場合、それらの写真を展示して会葬者に披露すること等も考えられます。

また故人が登山が好きで生前いろいろな山に登った記録等があれば展示したり、札所巡りが好きで御朱印帳にたくさんの御朱印を集めていたなどの場合、その展示をしてみてもらったり、音楽の好きな故人であれば、生前好きだった曲のメドレーを流したりする等、お別れの会・偲ぶ会等の式の流れは全く自由なものです。

また、会葬者同士が友人であることも多く、仏式の葬儀と比べてゆっくり和やかに歓談する時間が持てる等の参加者同士のメリットもあります。

ただ、会場を借りる場合は時間に限りはあるので注意は必要です。

無宗教葬でもお香典は持参するべき?

 

無宗教葬なので、「お香典」という表現が相応しいのかどうかわかりませんが、遺族が会を開く以上、何等かの費用は発生しています。

会場がホテル等で、立食形式で食事も出るのであれば、会費を納めるのが礼儀です。

名目が「お別れの会会費」なのか、やはり故人を偲ぶ故人の御霊を弔うための会なので「御霊前」なのか、難しいところですが、そこは主催者側の責任者(葬儀社が仕切っていれば葬儀社のディレクター・友人が仕切っていれば友人の代表者)に聞いて、他の会葬者の方と足並みをそろえるのが良いでしょう。

宗教的儀式はないものの、全くの楽しいパーティーではないのですから、故人を思い、遺族を思いやり、負担をかけずに故人を偲び、思い出を語り合う、そんなお別れ会・偲ぶ会になれば、故人もきっと喜んでくれることでしょう。

無宗教葬は、フリースタイルで内容が自由に決められる分、費用にも定額パック等は存在せず、費用面だけから言えば、普通の仏式の家族葬の方がはるかに安上がりだったりもします。どんな葬儀にしたいかは、故人や遺族の思いが決めるものですが、参加する側も故人や遺族への配慮が大切です。お互いが強力しあい、良い会にしたいですよね。


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