葬儀用品は何を用意しておいたらよいのか
葬儀用品と言っても何を用意しておけば、急な訃報にも対応できるのでしょうか。個人ロッカーは狭くそんなに全てを置いておけるわけでもないし、最低限何を準備しておくべきか迷いますよね。
大きくわけて、葬儀用品には、3種類あります。通夜・葬儀に参列する際の服装関係のものと、通夜・葬儀の宗教的儀式のために必要な小物と、「ご霊前」等を入れる不祝儀袋等の準備です。
男性の場合の服装の準備
自身が遺族となる場合は、そもそも会社を休んで自宅に戻るわけなので、自宅でしっかり準備できますが、会社の個人ロッカーに準備しておきたいのは、会社の上司や同僚、取引先関係の方や知人・恩師等の急な訃報に備えての用品の準備です。
まずは、喪服の準備が一番大事です。きちんと手入れされたいつでも着られる状態の喪服を1着ハンガーにかけて吊るしておくと安心です。喪服と合わせて光沢のない黒い靴と布製の黒いバッグ等も置いておくと安心です。
この3点だけで、見た目の80%をきちんとした印象にすることができます。当然黒の喪服用ネクタイと新しい黒い靴下もセットで置いておきます。白のカッターシャツも新品のものを用意しておきます。ハンカチも白い無地のもの・黒い無地のもの等置いておきます。
服装に関しては、これで一応のものを揃えたことになります。
女性の場合の服装の準備
女性の場合も、洋装の喪服の準備と光沢のない黒い靴・黒のストッキング・黒の光沢のない喪服用のバッグ等を準備します。
社葬等の場合には女性はお手伝いを頼まれることもあるので、黒いエプロンを準備しておくと、良いでしょう。
また、髪の長い女性の場合は、黒の髪留め等を準備しておくと、お手伝いをする場合等に邪魔になりません。テキパキと動くことができるでしょう。また、必ずしも必要ではないのですが、アクセサリーとして、パールの1連のネックレス等も用意しておくと良いでしょう。
最近では、アクセサリーもつける方は増えていますので、他の同僚と足並みを合わせて様子をみながら服装を揃えることができます。黒のストッキングは2足準備しておきましょう。万が一伝線しても大丈夫なように余裕を見ておくと困りません。意外にコンビニで買えばいいと思っていてもなかなか忙しくて買いに行く時間が無いということもありえます。備えあれば憂いなしです。
儀式に必要な物の準備
儀式に必要なものと言うと、仏式の葬儀で言えば、お数珠のことです。お数珠が無いとお焼香の時に困るばかりか儀礼を欠いてしまいます。仏式の通夜・葬儀に必ず必要なものですから、会社のロッカーには必ず準備しておきましょう。
「御霊前」の準備
通夜や葬儀に出席する場合に必ず準備するのが、「御霊前」です。あらゆる宗派を超えて関係なくいるものです。
ただ、宗派・宗旨によって、微妙に入れる不祝儀袋の形式が違ったりすので、仏式ならこの袋、神式ならこの袋、キリスト教式ならこの袋、という具合に各種取り揃えておくと万全です。この不祝儀袋がかなり、直前に準備しようとしてコンビニ等でも合うものがなく苦労することも多いので、仏式以外の宗派・宗旨のことも想定して、色々な種類を準備しておくと、いざと言う時にあわてなくてすみます。そして、意外に揃えておいて損しないのが、筆ペンです。不祝儀袋に書く場合に必要ですが、コンビニに行く時間が無い場合が多いからです。不祝儀袋と一緒に筆ペンも揃えておけば、いざと言う時に慌てなくてすみますから、余裕をもってしたくできますよね。
これまで見て来ると、意外にも葬儀の準備用品として必要なものがたくさんあることに気が付きましたよね。やはり、これだけのものを、一気にその日当日準備するのは、かなり大変です。やはり、前もって個人ロッカーに準備しておくと安心なのがわかりますよね。
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