
精神的な面でのつらさ
○遺体との対面
葬儀の仕事でつらいことは、まず精神的な面と言えるでしょう。
人の死にはいろいろな最期があります。
長期入院していて病院で病死する人もいれば、自動車や航空機の事故で突然亡くなる人、火事で亡くなる人、海や川で溺死する人、登山で滑落して亡くなる人、サメや熊に襲われて亡くなる人。
自殺する人、殺害される人、老衰で眠るように亡くなる人。
自然災害で亡くなる人、工事現場で亡くなる人。
テロリストの犯行や通り魔等の無差別殺人で亡くなる人。
人の死は人それぞれで、予想はできません。
いろいろな人のさまざまな最期に対面して、最初はショックを受けることも多いです。
ご遺体に対面しても冷静さを保てるようになるのに、ある程度の経験と年数が必要です。
○遺体の処置
遺体の安置をする際に、葬儀・告別式までご遺体が劣化しないように処置を施しますが、その際に遺体を触りますので、外傷のひどい方などのご遺体は大変ショックをうけますし、見ていてつらい等、精神的な負荷がかかるのは間違いありません。
○遺族の悲しみの場面に遭遇
遺族の方の悲しみの場面に一番身近にいるのが葬儀スタッフです。
遺族の方の大変な悲しみの場面を目の当たりにして感情移入してしまいスタッフまで泣いていては仕事になりません。
そうした悲しみの感情は抑えて業務を滞りなく行えるように努めなければなりません。
遺族の方も一番悲しいのは遺族であり、葬儀社の人が一緒に泣いたり感情を露にするのはあまりいい気がしません。
むしろ淡々と業務をこなし、滞りなく務めてくれて遺族の体調などに気を配ってくれる方がありがたいものです。
葬儀の仕事でまず一番大事なのは自分の感情のコントロールです。
体力的な面でのつらさ
○睡眠不足
葬儀の仕事は24時間のうちのいつ発生するかわかりません。
時には深夜でも連絡をもらって依頼人宅や病院へ訪問しなければなりません。
そして、ご遺体をきれいに処置して然るべき所へ安置するところから仕事は始まります。
打ち合わせから葬儀・出棺などひとつの葬儀が一区切りするまで数日間休めません。
徹夜で勤務する場合もあり、睡眠不足のまま数日過ごしたりします。
○葬儀の日の天候
葬儀の日は、豪雨や嵐の日もあります。そういった悪天候の日でも、外で参列者の方の誘導などを行ったり、警備の人に指示を出したりしなければなりません。
真冬の寒さの中での葬儀も大変です。
さすがに遺族の控室等の小部屋は暖房がついているかと思いますが、ホール内は温度が低く、外は凍えるような寒さですから、その中誘導したりするのはかなり体力を消耗します。
○重い遺体を運ぶ場面が多い

遺体の搬送、処置、仏衣への着せ替え等、遺体を運ぶ場面が多く納棺した場合は、お棺の重量も加わってさらに重くなります。
勿論、移動式のストレッチャーの様なものを使って何人かで運ぶのですが、それでも、搬送車や霊柩車に乗せたり降ろしたりする場合の移動は人の手でしなければなりません。
かなり重量がありますので腰を痛めてしまうケースもあります。
○通夜や通夜振る舞い(お斎(おとき))・葬儀・告別式で立ちっぱなし
当然、葬儀スタッフは葬儀・告別式では、椅子に座る事など全くありません。
会葬者の誘導や受付での返礼品の数のチェック、司会であれば、マイクの前に立ちっぱなしです。とにかくやる事が多く、とても座って一休みする場面などありません。
通夜の後のお斎等では、届いた料理を配膳したり給仕に回ったり、飲み物が足りているかなど細かなことまで気を配ってみてまわります。
特に通夜や葬儀・告別式等では座る場面など一度もありません。
基本的に立ちっぱなしの仕事なので、体力のない人には無理な仕事と言えます。
以上、葬儀の仕事の大変なところ、つらいことを挙げてみましたが、まだまださまざまな苦労があります。
ですが、葬儀スタッフはご遺族の皆さまに満足して頂ける葬儀を全力でサポートします。
そして、ご遺族の皆さまに葬儀が終わってほっとした時に、喜んで頂けた時、それまでの苦労が初めて報われるのです。
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