喪中はがきの書き方

身内に不幸があった場合、その年の年賀状は受け取らないというのが日本の風習です。

喪中である事を伝える為に喪中はがきを送りますが、いざ自分が送るという時に送る時期や文面などに悩む人も多いのではないでしょうか。

そんな時に慌てないよう、喪中はがきの書き方についてお話したいと思います。

【喪中はがきとは】

喪中はがきとは、親族の人が亡くなり初めての正月を迎える前に送る挨拶状のことを言います。

喪中はがきでは、新年を祝う内容ではなく、親族の不幸により新年の挨拶を控えさせていただく旨を伝えます。

一般的に12月初旬までに相手に届くように送ると良いと言われており、多くの人が年賀状を12月16日に投函するという統計があることから、迷惑が掛からないよう11月の早い段階から12月15日までに届くようにポストへ投函すると安心でしょう。

【基本的な書き方】

喪中はがきは時に決まった形式はありませんが、基本的に次のように作成します。

・喪中につき年賀欠礼する旨と、誰がいつ亡くなったのか。

「年賀」は使わず「年始」「年頭」などと記し、誰が亡くなったのかが先方に分かるように故人との続柄を書き入れます。

・お付き合いへの感謝・先方の無事を祈る言葉など。

「拝啓」などの頭語や、「敬具」などの結語は使いません。

・日付

日付は「○○年〇月」のみでも問題ありません。

一般的に「平成○○年〇月〇日」のような正確な日付でなく、「平成○○年〇月」「本年〇月」のように書くのが一般的です。

・喪中はがきには近況報告などその他の用件は書きません。

【喪中はがきの基本的な例文】

・一般的な喪中はがきの文例

喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます

本年〇月 母○○が八十三歳にて永眠いたしました

永年にわたるご厚情に心から御礼申し上げますとともに明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます

平成○○年十一月

差出人住所

差出人指名

 

喪中はがきは喪に服しているので年賀を欠礼しますという挨拶状となるので、死因などを記載することはしません。

病気療養中であった場合なども、その旨を伝えるかどうかご家族で判断して文面に記載する事はありますが、その際も病名などは記さないことが多いです。

・家族葬を執り行ったことを伝える文例

喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます

去る〇月に父○○が永眠いたしました

葬儀におきましては 故人の生前の意志により誠に勝手ながら家族のみにて執り行いました

本来ならば早速申し上げるべき処でございましたが ご通知が遅れましたことをお赦し下さい

尚 お供えや御香典につきましてはご辞退させていただきたくお願い申し上げます

生前中賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げ 失礼ながら書中をもってお知らせ申し上げます

平成〇〇年〇月

・会社・法人の文例

喪中につき年始のご挨拶をご遠慮させていただきます

本年〇月に弊社、故人役職名○○、故人氏名○○が永眠いたしました

ここにお得意様各位から賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます

今後とも変わらぬご支援ご鞭撻の程お願い申し上げます

平成○○年〇月

 

・キリスト教の文例

過日○○○○が主の御許に召されましたため新年のご挨拶をご遠慮申し上げます

皆様に良き年が訪れますようお祈り申し上げます

平成○○年〇月

・カトリックの文例

去る〇月〇〇〇〇が帰天いたしました

つきましては新年のご挨拶をご遠慮申し上げます

生前のご厚誼を深く感謝申し上げます

なお時節柄一層のご自愛のほどお祈り申し上げます

平成○〇年〇月

【業者に依頼する】

自分で喪中はがきを作成する時間がないという方や、自分では上手に作成する自信がないという人は業者に依頼する事も良いでしょう。

最近ではスーパーなどにも、喪中はがきのパンフレット等が置いてあるので利用しやすい環境になっています。

業者に制作を依頼する際は次のことを伝えます。

  • 亡くなった人の氏名
  • 自分との続柄
  • 印刷部数
  • 出来上がる印刷物のデザインパターン

業者によってデザインや値段の違いがあるので、パンフレット等を見ながら検討しましょう。