夏の法事、上着は必要?

夏に法事の案内をもらった場合、上着なしで参列しても大丈夫かな?と考えた経験のある人は多いのではないでしょうか?

特に近年は猛暑なため、会場で汗が止まらなかったらどうしよう・・・と不安に思ってしまう人も多いかと思います。

ここでは、暑い夏でも失礼のないように法事に出席できるよう、夏の法事の服装についてお話ししていきたいと思います。

【法事の服装のマナー】

一般的に法事に着ていく服装のマナーは、一周忌までと三周忌以降で変わってきます。

一周忌までの法事には喪服を着ていくのがマナーとされており、三周忌以降の法事には略礼服を着ていくのが良いとされています。

13回忌ともなると、平服で来てくださいと言われることもありますが、平服は「略喪服」のことを指すので、Tシャツやジーンズなどの普段着で参列することのないように注意しましょう。

喪服は厚手の生地のものが多いため、暑い夏に着用する際には「上着なしで参列してもよいのかな?」と考える人も多いでしょう。

しかし、法要の場では必ず上着を着用する事がマナーとされているので注意が必要です。

控え室にいる際は、上着を脱いでワイシャツ姿でも問題ありませんが、会場に入る際は必ず上着を着用するようにしましょう。

暑い夏に汗が止まらないなどの不安がある場合は、黒色のハンカチなどを用意しておいたり、始まるまでの時間は控え室で過ごすなどして調整するのが良いでしょう。

また、小さな保冷剤をハンカチで包んで持っていくなどの工夫をしている方もみえます。

 

【夏の法事での服装~男性の喪服~】

・ブラックスーツ

・白無地のワイシャツ

・黒いネクタイ(タイピンはつけない)

・黒いハンカチ

・黒絹の無地の靴下

・光沢のない黒のシンプルな革靴

 

夏の法事では、法要以外の時間は上着を脱いで過ごしても問題ないないとされているので、下に着るワイシャツは半袖のものでも良いでしょう。

 

【夏の法事での服装~女性の喪服~】

・黒のアンサンブルスーツ

・黒いハンカチ(女性はレースの物も可能)

・黒いストッキング(ひざ下のものだと、座ったり立ったりする際に肌が見えてしまう事があるので気を付けましょう)

・光沢のない布製または革製の低いヒールの靴

 

〈パンツスーツの場合〉

・黒のパンツスーツ上下

・インナーは黒のものを着用(半袖でも問題ありませんが、胸元があきすぎないものにしましょう。)

・黒いハンカチ

・黒のストッキング(パンツスタイルの場合は、ひざ下や足首までの短いものでもOK)

・光沢のない布製または革製の低いヒールの靴

 

〈アクセサリー〉

基本的にアクセサリーは付けないとされていますが、結婚指輪や真珠の一連ネックレス(白か黒)は着用しても問題ないとされています。

バッグは黒い布製のものが良いとされていますが、光沢のない革製でも問題ありません。

大きなリボンなどの装飾があるものは避け、シンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。

 

〈七分袖の喪服〉

女性の場合、ひじが隠れる長さまである七分袖の喪服であれば、上着を着用しなくても良いとされる場合があります。

七分袖の喪服で参列しても良いかは、一度法事を執り行うご家族に相談してみると安心です。

不安に思う場合は、長袖の上着を持って参列し、周りの状況をみて上着を脱いでも良いでしょう。

 

【子供の服装】

一般的に、大人が喪服で参列する場合は、子ども(学生)は学校の制服を着用します。

子どもの場合は、学生服=正装となるため、夏服の場合は半袖で参列しても問題ありません。

制服のない子どもの場合は、男の子は白いワイシャツに黒っぽいズボン・女の子は白いブラウスに黒っぽいスカートというように、黒系の地味な色のみで参列します。

制服についているスカート・リボン・ネクタイの色が「赤」の場合、着用しても良いのか不安になる方も多いでしょう。

一般的に葬儀や法事では「赤」を身につける事はNGとされていますが、制服は例外なので着用しても問題ないとされています。